「今後」 に向けて準備しました!
——御社の事業内容を簡単にご説明ください。
川内 タイにおけるパンチ工業の総代理店として金型規格部品を販売しているほか、冷間鍛造金型の設計・製造・販売などを手がけております。
——いまは景気後退で御社を取り巻く環境も厳しいと思いますが、今後に向けて計画、あるいは推進されていることなどがございましたら、お話いただけませんか。
川内 当社が現在推進しているのは、(1)中国で製造したパンチ工業の金型部品の直接輸入 (2)超硬金型の販売強化 (3)超硬素材の販売——の3点です。
——ひとつずつご説明いただきたいと思います。なぜ中国からの輸入に切り替えるのですか?
鈴木 格好は「切り替える」となりますが、これまで日本から輸入していたものの中には、中国で製造されたものを、日本経由で輸入していた品目があるんです。そうしたものを中国から直接輸入するようルートを変更する訳です。
——しかし、これまで日本を経由していたのにも理由はあったのではないですか?
鈴木 日本からですと、極端な話、バラ発注が可能なのです。中国から輸入する場合には輸入ロットが大きくなります。
——それなのに切り替えるのはなぜなんですか?
鈴木 最も大きいのは、中国から輸入した製品は、タイで在庫することになりますので、これまで以上の短納期が可能になることです。
——販売価格も安くなりますか?
鈴木 検討中です。これまで発生していなかった「金利を含め、在庫に伴う諸経費」が発生してきますので…。中国から輸入するのは、お客様から頻繁に注文をいただく規格在庫品です。ですからお客様にとっても「すぐ納品される」ことが最も重要なこと——と認識のもと、在庫するように方針を転換したわけです。
——次に「超硬金型の販売強化」について説明してください。
鈴木 当社のパトゥムタニ県にある関連会社、J3 DIES & FORGING CO., LTD. は、超硬金型のうち、冷間鍛造超硬金型を専門に取り扱うタイ国内唯一の日系メーカーです。
この金型の市場はひじょうにニッチということもあり、これまでほとんど冷間鍛造業界以外で広報・宣伝活動をしておりませんしたが、今後は強化していきたいと思います。
また、冷間鍛造超硬金型で培ったラップ技術を生かし、みがきの必要な金型のご要望に応えていきたいと考えています。
——最後の「超硬素材の販売」とはどういうことですか?
鈴木 とりわけ既存のお取引先へのサービスを充実させる一環として、これまで超硬金型を製造するために購入していた超硬を、素材として販売することを開始しました。
これにあたっては、タイで超硬を製造・販売する日系のサンアロイ社と販売代理店契約を結びました。今後は、金型メーカー、カッティングツールメーカーへ広く紹介していくことを計画しています。
——ところで、御社はこのほか、治工具の販売や金型のメンテナンスを行っていますよね。
鈴木 はい。砥石、切削工具など、金型製造用工具を販売するとともに、エンジニアリングサービスを行っています。また、先ほど金型ラッピングサービスについて話しましたが、日本で評判の鏡面仕上げ加工機「エアロラップ」の海外1号機をタイへ導入し、8年の拡販実績もあります。そのほか、レーザー肉盛り溶接サービスも承っています。
——最後に、読者にメッセージがありましたらどうぞ。
川内 金型に関することで、何かお困りの際は、タイでの長い経験と実績から、何らかのご提案をさせていただけるかと思いますので、お気軽にご相談下さい。
KANSEI CO., LTD.
3300/114-115 22nd Fl., Elephant Tower (B), Phahoyothin Rd., Chomphon, Chatuchak, Bankok
TEL:0-2937-3381〜4
E-mail :kanseijp@kansei.co.th (日本語)/kansei@kansei.co.th (英語・タイ語)





