BOIと不動産について

1. BOI の申請と不動産

ア)BOI の申請時にはその事業をする場所がある程度決まっていなくてはなりません。 どの県の工業団地(工業地域)内外は、少なくも必要で す。ゾーンによる恩典の違いは2015年の新投資奨励政策からなくなりましたが、申請書にはいまだにどこにするか記載する欄があります。

イ)そして、BOI として申請者が外資企業の場合、土地所有の許可を出すと言う事にも 関係してきます。

2. BOI と工業団地

ア) 工業団地には IEAT(工業団地公社)の関係する団地(以下 IEAT の団地)と、関係のない団地(以下 IEAT 外の団地)があります。その大きな違いは、IEAT の 団地は名称に”Industrial Estate” と付きます。関係のない団地ではこの名称は使 えません。

イ) そして、IEAT の団地内では、外資でも土地の所有が出来ます。IEAT が許可を出 します。

ウ) IEAT 外の団地では外資企業が土地を所有する場合は、BOI の許可が必要となり ます。

3. 外資企業の不動産の購入と BOI の許可について

ア) 上記 IEAT(工業団地公社)以外の団地内の土地、もしくは一般の土地の場合は、外 資企業は土地の購入に際し BOI の許可が必要となります。

イ) BOI に対して土地所有許可申請・取得するのは、奨励証書を受領した後に申請することになりますが、1ヶ月程 かかりますので、土地の売買契約には充分に注意が必要です。

ウ) 一つは、BOI の奨励が取れなかった場合、もう一つは契約から奨励証書発給まで の時間がかかる事です。つまり、契約時期をあまり急ぐと、BOI の許可までに数 カ月かかってしまい、契約を守れなくなってしまう場合があると言う事です。

エ) 殆どの事業では、面接時に 100%とは言わないまでも、それに近い確立で BOI の 奨励を受けられるかどうかはわかりますので、奨励証書が取れないと土地の契約が出来ないないと言う事でもありませんし、奨励証書取得前に工場の建築工事に掛 かっている会社を多く見受けられます。

オ)BOI企業が土地を購入する場合は、契約書の中に万が一BOIの奨励を取得できなかった場合は、契約書を解除する旨の条項を入れて於けば安心です。出来れば、事前に手付金を全額返還するようにネゴをしておいて契約書に記載出来れば最高です。

4. 外資 BOI 企業の工場用地以外 の不動産の購入許可について

BOI では、外資企業に対して、工場用地以外にも土地の所有の許可をします。 事務所用の土地は5ライ(Ⅰライ=1,600 ㎡)以下、経営者、又は専門家用の土地は10ラ イ以下、従業員用の土地は20ライ以下と原則が決められています。

日本コンサルティング 株式会社
担当:井内 隆司(いのうち)

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